Creator's monogokoro
「エコ」商品の条件とは?
僕はモノが「エコ」であるかどうかの指針として、モノをデザインする時も、買う時も、「永く使い続けることができるか?」という点を重視しています。 この言葉の中には「壊れないか?」というのはもちろんですが、「流行り廃りがないか?」「使用時にエネルギーを浪費しないか?」「愛着がわくか?」などの視点を含んでいます。そんな目で見た最もエコな私物は15年間愛用し続けているアルミフレームの自転車。自転車は利用する事自体がエコなのも良い。あとRIMOWAのスーツケース。キズつくことにより愛着が増していく。5年保証というメーカーの企業姿勢も立派です。自分でデザインしたデスクオーガナイザーは永く使ってもらう為に、使用環境の変化に応じて使い方が自由に変更できる構造に。またリサイクル性に優れたアルミを使用しています。
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エコな成り立ちの“エコグッズ”。 -
使い捨てないカレンダー。 -
自然素材同士は相性がいい。
いかに永く愛着を持って使えるか、をいつも考えている。
“ゴミは作らない”を、オリジナルプロダクトの開発理念にしている。 開発から2009年版で10年を迎えた「竹綴じカレンダー」は、手作業で作った陶器の台座に竹の軸を差し込み、カレンダー部分を引っ掛ける構造で、カレンダーのみ毎年購入すれば陶器と竹の軸はずっと使える。しかも祭日印は手押し、ミシン目はミシンでなど、妥協しない製造方法で素材ロスを極力抑えている。マイ箸袋はKAKURAの考えに共感しているお馴染みさんのお手製。使い切った和綴じノート/Sのしおり紐を活用したリメイク作品だ。ちなみにカレンダーの陶器の台座だけで、えんぴつが立てられるペーパーウェイトになる。
エシカルデザインの試み
むやみに購買意欲をかきたて、消費を加速させるようなプロダクトのデザインはしたくないと思っています。 1デザイナーとして多くの人が使えるエコプロダクトを提案しています。自分の関わったプロジェクトとして、節水40%というエコシャワー「Ariamisto」は地球にも財布にも優しいプロダクトです。また、NPOメイドインジャパンプロジェクト「KAN-BATSU 展」のために提案した、間伐材を用いたトレイ「anima」は、丸太らしさが残るアイヌの工法をもとになるべく間伐材のそのままの魅力を引き出すようデザインしました。 そして、高校で使われた椅子をリサイクルできないか?との企業から依頼を受け、ワールドオリベデザインフォーラムのプロジェクトとして提案した「coperto」は、キズだらけの椅子に、布カバーを被せることによって、楽しく、安価な椅子として生まれかわるという提案です。
「自然体のお膳立て」
歩くこと。歩きながら見ること。歩きながら見て考えること。歩きながら見て考えることで、ネットや新聞に出ていない、よく見えなかったものが見えてきます。また歩くことで、時間と空間の感覚も研ぎ澄まされていく気がします。
たくさん歩くとおいしい水が飲みたい。そのために高性能カートリッジを使っています。15種類の有害物質を除去して、ミネラルを含んだおいしい水を瞬く間に作ってくれます。朝起きてからと寝る前においしい水を飲むことで、カラダの水分が入れ替わるのを実感します。水分が入れ替わると何か新しい発想が生まれてくるような気がします。
東京ビッグサイトのアトリウムに、300個の四角いクッションを転がして広場をつくりました。来場者が思い思いの使い方で過ごしたあとは、無料で配布してついでにゴミも減らしました。
自然体でいることは意外と難しい。だから少し意識してそのためのお膳立てをしています。
必要最小限
事務所の窓は南面に大きく開き、そこからは福岡市動植物園の緑を一望できる環境を選んだため、日中は照明を点灯することがほとんどありません。 また、風通しも抜群なのできれいな空気を吸いながらデスクに向かうことができ、エアコンの使用もほぼありません。さらに、動物園まで徒歩1分、僕はサイが好きなのですがサイに会うまで水筒を持って徒歩3分ということも地球に対しては呼吸するための二酸化炭素を排出するのみなので、エコと言えばエコということになります。 余談ですが、サイはぴくりとも動かないため、動物園の中でも描写されている動物No.1です。 サイのように必要以上に何もしない、エコという名目のプロダクトはつくらないことがいちばんのエコなのかもしれません。
不便さにワクワク・・・
エコという言葉をよくに聞くようになり、チョッとした違和感を覚えた人も多かったのではないでしょうか?私もそのひとりですが・・・私たちの両親そして祖父母たちは、モノのない世の中で工夫をし、豊かに暮らしてきたのですから、私たちは彼らに学ぶべき事が無限にあります。私の幼少時には、まだ年に一度くらい停電がありました。でもその夜のワクワク感ったら・・・子供たちは、蝋燭の前で目をキラキラさせたものです。その光でたべた果物のおいしかったこと・・・そぅ!私の考えるエコとは、モノを変えるのではなくって、考え方をチョッと変えれば、生活がたのしく豊かになるっていうコトでしょうか?(+)というよりは、(-)に整理して見えてくるのが、モノの本質です。たとえば、ひとつのモノを、あれにも、これにも、あそこにも・・・いろいろ使っちゃう。よいモノってオールマイティー。そして、愛着の持てるモノは、直しながらトコトン使いきる。そんなコトの積み重ねがエコだって思ってほしいなぁ・・・
ちょっとした気づきで新しい生命と役割を
リサイクルという言葉が世間の周知の言葉となり、今では住宅もリサイクルする時代となりました。まだ使えるモノに対して再び価値を見いだすのは、今の環境問題だけではなく昔からの日本人らしさがそこに見えているように思います。 しかし、いくら再利用しようともそのモノの持つ本来の良さを消してしまうのではそのモノの価値を捨てているにすぎません。写真は1988年にデザインされたジャスー・モリソンの『ThreeGreen Bottles』。使われなくなったワインボトルを再利用して花器にリデザインしたものです。モノの持つ本来の良さを見いだし、転用するデザインが今の時代には求められているのかもしれません。 さらにそこにモノの歩みや使用者の思いを大切に残したデザインをしてできたのが写真の『オヤトコト』と『ポッケ』。思いを紡ぎ、モノを持つ本来の良さを見いだし、ちょっとした気づきで新しい生命と役割を与えるリデザインで人々に豊かさを与えられたらと思います。
廃棄予定のシェルを救いだし、再び生活空間へ
「uki」再生デザインに取り組む「REady-Made Committee」の依頼でデザインされた椅子です。 駅などのベンチとして使われ、廃棄予定であったシェル(座面)を回収し強度確認・洗浄・再塗装工程を経て再利用しています。ホワイトアッシュ材の脚部は、長年使用されたシェルを優しく支える役割を果たしており、結果的に「翼」のようなフォルムに仕上がっています。 木の呼吸を妨げないオイル塗装仕上げで、メンテナンスにより永くお使いいただけます。 古いものと新しいものがバランス良く組み合わされ、生活の中で自然に使われる事を目指したデザインです。

































